今から12年前まで宅飲みは殆んどした事がなかった
お酒を飲むのは外ばかり

「家で飲まないならホントの飲んべえじゃないね」と周りから言われる事があったので自分は適度にお酒を楽しめていると思っていた

勤務終了時間が近づいてくるとそわそわし仕事を終えて、まっすぐ飲み屋に向かう…そんな生活がほぼ毎日だった

飲み屋のスタッフがカウンターからお酒を出してくれる

グラスを持つ手がプルブルと震える
冗談まじりにアル中じゃねーか?とひやかされ

「んなわけないじゃん」とスタッフに笑って返す
家で毎日晩酌するわけじゃなし、外で飲んで楽しんでるだけだもんなんて思ってた

仕事で疲れても、闇金から借りて一度帰宅しても飲み屋に行きたい衝動にかられワクワクしながらタクシーで繁華街に出る

飲み屋のカウンターに座ると何とも言えない安堵感に包まれる
お酒を口にするととても幸せな気持ちになる
気持ちが大きくなり飲む量も飲み代もどんどん増えていきました

そのうち借金が増えて、外飲みができなくなり毎日家で深酒をするようになった

家でビールを飲んでいて冷蔵庫のビールが残り2本とかになると不安でいっぱいになり、箱買いするように…
ビールが10缶以上冷蔵庫で冷えていると安堵感でいっぱいになりました

今思えばアルコールに支配されていた日々だったと思います
今も支配はとけていません

でもいつか支配が解ける日がくると信じて飲まない1日を積み重ねています