転職するには引っ張る力と押す力が同時に働かないと、なかなか決断に至らないと思う。
引っ張る力は、やはり年収が100万円以上アップすること。今までも転職のたび、一つの目安としてきた。
押す力は、昨年末に人生最悪の現場に配属され、無理が祟り体を壊してしまったこと。明らかに人災だが、その時の苦労を会社がなんとも思っていないことだった。あれ以来、右足が痺れたままで、ずっと続けてきたマラソンができなくなった。
この調子では、60歳定年制のこの会社にあと7年在籍し、またひどい目に遭って、61歳以降は時給800円程度のアルバイト扱いで65歳まで住宅ローンを払いながら生活するなんて冗談じゃない。

7月に辞めると言ってから、「考え直してくれ」「絶対だめだ」「大人なんだから落ち着け」などとまったく取り合ってもらえず、11年間一度も使っていなかった有給休暇を10日間申請しても二ヶ月近く許可されず、就業規則には「退職を願いでても会社の承諾を得るまで従前の業務に服すること」などと書かれていた。それじゃあ社長がうんと言わない限り永久に退職できないじゃないか。
今から冷静に考えれば、就業規則の内容が違法であるし、辞める2週間前に辞意を伝えれば問題ない訳だが、何ヶ月も中途半端な状態で精神的に参っていたので、ネットで弁護士に相談できる有料サイトに闇金を払って相談したりした。